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消費税と軽減税率 持ち帰りと店内飲食、イートイン脱税? 

2019/11/26

10月の消費税率の引き上げに伴い軽減税率が初めて導入されました。コンビニなどの店では、税率が持ち帰り8%と店内飲食10%の区別があり、会計が煩雑になりました。ネット上では、「イートイン脱税?」なる言葉も出ているようです。店内で飲食するのに持ち帰り価格で購入し、その差額の税率2%分を払わない客がいるケースのことを指しているものです。

国税庁のHPによれば、「顧客に対して店内飲食か持ち帰りかの意思確認を行うなどの方法で、軽減税率の適用対象となるかならないかを判定する。なお、大半の商品(飲食料品)が持ち帰りであることを前提として営業しているコンビニの場合は、全ての顧客に店内飲食か持ち帰りかを質問することを必要とするものではなく、例えば、「イートインコーナーを利用する場合はお申し出ください」等の掲示をして意思確認を行うなど、営業の実態に応じた方法で意思確認を行うこととして差し支えない」とされています。

とは言え、その対応に苦慮されたことも事実です。あるコーヒーショップでは、持ち帰りは紙コップ、店内はプラコップで提供する、あるいはコップに「EATIN(トートイン)」と書いたシールを貼って示す店もあるなど対応した店もあります。

また、イートインコーナー自体をやめた店もあります。近鉄名古屋駅の改札前にある手作りのおにぎり屋。おいしいので私も鈴鹿の山に出かける際に買い求めたことがます。そこには5、6席のカウンター席があり、朝の通勤時には、通勤客が利用しているのを見かけました。しかし、「10月からイートインスペースは止めました」との張り紙がありました。

ところで、商品の価格は、お店が自由に決めることができます。持ち帰りも、店内飲食も同じ税込み価格とすれば、問題は解決しているケースもあります。先日、その実例を体験しました。紅葉を求めて、山歩きの仲間14人で瑞浪市の中山道、大湫宿を歩いてきた時のことです。中央線の釜戸駅からハイキングコースで約13㌔。竜吟の滝、中山道の苔むした石畳の道を歩き、大鍬宿につきました。大鍬宿の茶屋で五平餅の香ばしい匂いに誘われて休憩しました。

五平餅1本180円張り紙、円台に座り、お茶のサービスもあり、まさしくイートイン以上です。「美味しい、美味しい」と頰張った後、お持ち帰りのためにパックに詰めてもらっても1本180円です。持ち帰りでも、店内飲食でも同じ180円。これを税務的に分析すると、

お持ち帰り:本体価格167円+消費税13.36 ( 8%)円=180.36円

店内飲食 :本体価格164円+消費税16.40(10%)円=180.40円となります。

この場合、お店側が、本体価格を3円おまけしたということです。これは、お店の経営判断で価格を決めたもので何ら問題になるものではありません。

大鍬宿では、「和宮を偲び、侍女・武士で変身!」というイベントがありました。宿内の町並み・大杉・観音堂・紅葉は素晴らしいの一言です。ボランティアガイドさんホームページで紹介されています。山歩きメンバーとの記念撮影も掲載されています。よろしければご覧ください。大湫町コミュニティ推進協議会 http://okute-shuku.jp/archives/4652

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