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コロナウイルスと税務
2020/03/17
コロナウイルス騒動で学校が一斉休校、イベントや不要不急の外出の自粛要請などで世の中は静まり返っています。我が家の隣の空き地、小学生たちの登校時の集合場所でにぎやかでした。それが静まり返っています。下校後も、公園で遊ぶ元気な子供たちの声も聞こえません。
イベントの自粛で、エスペランサのセミナーも当面2月、3月は中止、延期となりました。私も山の仲間と15日に京都の山へ出掛ける予定でしたが急遽中止。中学時代のクラス旅行や税務仲間との懇親会も、今日、中止の連絡が入ってきました。身近な例をとっても消費は間違いなく落むことは当然です。トイレットペーパーやマスクがスーパーの店頭から消え、「コロナショック」とも言われるように、株は大暴落するなど社会経済に大きな影響、と言うより世界的に危機的な状況に陥っています。
折からの確定申告期、税務署でも考えられない大変な状況が発生しました。大阪の税務署では、職員の感染により、総合窓口業務や確定申告相談を一時中止したり、来署した納税者が感染者であったため税務署を一時閉鎖した税務署が出るなど、税務署の執務も大混乱です。このような状況がいつ、どこで起こってもおかしくない状況です。
だでさえこの時期の税務署は込み合います。国税庁HPに掲載されている『確定申告書等作成コーナー』を利用するなどして、なるべく税務署へ出向くのは避けて、申告手続きを行うことをお勧めします。
今年の確定申告の申告・納付期限は4月16日までに延長されています。また、振替納税の納付日についても①申告所得税及び復興特別所得税:令和2年5月15日(金)② 個人事業者の消費税及び地方消費税:令和2年5月19日(火)とそれぞれ延長されていますのでご承知ください。
いずれにせよコロナウイルスがいち早く終息することを願っています。